私が生まれて初めて福島県逢瀬町を訪れた際にお世話になった中村さんのお宅について書きたいと思います。
逢瀬町を吹き抜ける風は都会のものとは違いとても澄んでいます。
私が住んでいる埼玉県が都会かどうかはさておき澄んでいます。車を降りた瞬間吹き抜ける風は自然の匂いがしていました。
そんな逢瀬町にある中村さんのお宅はとても広く大きいです。玄関の前に立った瞬間に気が付く、どこか懐かしい雰囲気と、猫、猫、猫。そう、猫です。猫パラダイスです。可愛らしい猫ちゃんが沢山います。可愛いです。触り放題!!触り放題!!
中村さんのお家の近くだけでなく、逢瀬町には本当にたくさんの田畑があります。私が初めて訪れた時はちょうど田植えの季節で、大黒柱である中村和夫さんに教わりながら田植えの経験をさせてもらえました。初めて乗る田植え機は操縦がとても難しくがたがたになってしまいましたが、それでも中村さんは優しく教えてくださいます。遠く高い青色の空の下で自分たちが植えた苗が風に揺られ、一面の緑が波打っている光景は壮観です。
冬であれば、雑草を抑えるために水を張った田んぼに舞い降りる白鳥がみられるそうです(お恥ずかしながら私はまだ見たことがありませんが)。また、冬は一層空気が澄んで、近所を散策するととても心が洗われるようです。環境に配慮された中村さんの田んぼは、どの季節でも命にあふれています。その様子を見るだけでも、ここを訪れる理由になりえる程に豊かです。お家に戻り一通り猫をなでると、地元のお野菜をたくさん使った美味しい夜ご飯をいただくことができます。中村さんの奥さんと一緒に、地元野菜を調理します。そしてたくさんの美味しいごはんをたくさんの人と囲み食べながら、中村さんのお話を聞くと、なんだか家に帰ってきたなぁ、というあたたかさに包まれます。その頃にはもうすっかり中村さん家の魅力にずっぽりはまり、帰るのが嫌でたまらなくなっていることでしょう。このあたたかさを私の稚拙な言葉で伝えるのは最早不可能です。こればかりは、実際に行った人にしか感じることはできないでしょう。
ぬくもりあふれる逢瀬町の中村さんのお宅を、皆さんも訪れてはいかがですか。
文京学院大学1年 とみなが(2013年9月訪問)

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