2013年11月30日

藍染体験で思い出を刻む(なんだべ村)


福島県と藍染には深いかかわりがあるそうですが、そのような小難しい話をきちんと伝えられる自信もないので、以前私が実際に体験させていただいた時のことについて書きたいと思います。

私が体験した時は豊かな自然に囲まれた石井さん宅(通称なんだべ村)に先制をお招きし、その先生に優しく教えてもらいながら行いました。真っ白な布を自由に縛り、模様をつけていきます。このときはまだ、いったいこれらにどんな模様がつくかは正確にはわかっていません。どんなふうに模様をつけようか、悩みながら、先生のお手本とにらめっこし、ぎこちなく、布を縛っていきます。それを深い深い色をした染料と透明な薬品に何度も漬け、色を付けていきます。
染料は、どちらかというと黒に程近い緑色?のような色をしていて、本当にこれが藍色になるのかと不安になります。それでも、手を不気味な色に染めながら、何度も何度も液の中へと、思いを込め縛った布を入れていきます。するとそのうち、最初は緑色をしていた布が、少しずつ深い青色に変化していきます。
空気に触れた緑がじわじわとその青色に変化していく様は、見ていて不思議でとてもドキドキします。白かった布がすっかり緑、そして青に変わった頃、透明な駅にまたくぐらせて、布を縛り付けていた輪ゴムを取り外します。広げた瞬間自然と零れる声は、感激や感動というより、喜びに近いものでした。真っ青な布の上を走る白い模様たちにすっかりと魅せられています。まだ濡れる布を福島の透き通る青い空に透かしてみてみると、よくわからないけれど、これがあいの色なのだと、何かを理解出来たような気になっていました。
帰り際にまだ少し色のついた掌で先生とした握手と、その時にかけられた優しい言葉、そしてあいの色をした手拭は忘れることができない思い出として残ること間違いなしです。是非体験してみてはいかがですか。

文京学院大学1年 とみなが(2013年11月訪問)

藍染め
posted by 逢瀬いなか体験:研修プログラム担当 at 00:00| Comment(0) | 体験談 | 更新情報をチェックする
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